神戸大学体育会ヨット部
ヨット部について
主将あいさつ
(第63代主将よりあいさつ)
第63代神戸大学体育会ヨット部主将を務めることとなりました、宮内一至と申します。
昨年度はOB・OGさんをはじめ、多くの方々からたくさんのご支援をいただきましたが、両クラスとも関西インカレ突破を実現することはできませんでした。
今年度は最上級生が多いチームですが、下級生にもチーム運営上での役割を与えております。
全員がチーム運営に関わり、責任を全うし、より良いチームにしていきたいと考えております。
そして、長年達成されていない両クラス突破を、関西総合2位という形で必ず達成します。
至らぬ点も多くあるかと存じますが、今後とも我々の活動のご支援、よろしくお願いいたします。
監督あいさつ
(監督よりあいさつ)
2023年より監督に就任しております池﨑です。みなさまのご支援に心より感謝申し上げます。
神戸大学ヨット部は1961年に創部し、他大学に艇や艇庫を借りながら活動を始めました。
1969年の全日本インカレでは、過去最高となるスナイプ級3位を記録しています。
現在、我々はヨット15艇とレスキューボート2艇を保有し、約40名の部員と共に
「関西インカレ総合2位」を目標に活動中です。
私は監督に就任してから、競技面での結果だけでなく部員一人一人の人間的成長を追求しています。そのために次の4点を成長の柱として掲げます。
1. 安全を第一に活動すること。
2.礼儀・思いやり・感謝を重んじること。
3.伝統ある部の一員であるという矜持を持ち、諸先輩方の熱意を受け継ぐこと。
4.未来のヨット部が飛躍し続けられるよう、意志・資金・技術を継承していくこと。
部活動を通じて、課題解決力や主体的な意思決定、組織マネジメント能力を涵養できるよう、一方的な指導ではなく部員と対話しながら日々の活動に全力を尽くしてまいります。
最後に、ご家族、OB・OGならびに関係者の皆さまにおかれましては、今後とも当部の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
神戸大学ヨット部監督 池﨑遼(2019年卒)
ヨットについて
・470級について
470級(よんななまるきゅう)は、2人乗りのレーシング・ディンギーである。
スピネーカーと呼ばれる追い風用のバルーン型のセールが特徴的で、船名は全長470センチメートル(4.7メートル、15フィート5インチ)に由来する。
オリンピックの男子2人乗りディンギー競技と女子2人乗りディンギー競技に使用される艇のクラスであり、世界61カ国以上で帆走している。
艇上ではスキッパーがメインセール(一番大きな帆)と舵を操り、クルーがジブセール(前側の小さな帆)とスピネーカー(追い風用のバルーン型の帆)を操りながら艇が安定するようにバランスを取りながら帆走する。
・スナイプ級について
SNIPE級は1931年にWilliam F.Crosby氏(アメリカ)が設計した2人乗りの競技用ディンギー。
スナイプとはシギ(渡り鳥)のことで、メインセール(主帆)には、クラスマークである「シギの飛行中のシルエット」が描かれている。 全長4.75m、全幅1.53mの2人乗りディンギー。
ハイクアウトのオーソドックスなボートですので誰にでも楽しむことができる。艇の特徴は、チャイン構造のため角張っており、前からボトム(船底)を見るとV型をしている。
またブームの位置が高いので視野が良く、操艇しやすい。
レースもスカイラルールによって定められた公平かつタクティカルなレースがおこなわれている。
世界選手権などのインターナショナルレガッタにも男女ペアの出場が多く見られるアットホームなクラス。